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Doolin・ドゥーリンという村 ブログアフィリエイト番外編 アイルランドの旅 #19

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モハーの断崖暗闇ばかりに見える道も、暖をとれる火は必ず用意されている。力尽きて、凍えて死んでしまうことはない。忘れた頃に、休息は訪れる。

2月23日

 今日は、Doolin ドゥーリンと言う街に向かう。
 レンタカーは今日が返却日であったが、もう壱週間借りることにした。

 Doolinは、
 アイルランドの人に、僕がアイリッシュ音楽が好きであることを告げると
 必ず勧められる街のひとつだった。

 世界的に有名な場所らしく、いつも音楽が絶えない場所だそうだ。
 そんな矢先、彼女からもらったメールにDoolinのことが書いてあって驚いた。

 くるりのメンバーがDoolinに行った時に、非常にレベルの高い音楽に出会えたという逸話。
 岸田さんの日記から抜粋。

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 アイルランドに行ってました。というのも、ここ近年、チーフタンズやドーナル・ラ二ーなど、
 アイリッシュ・トラッドと呼ばれる音楽に首ったけになってしまっているからです。

 やっぱし実際この目で確かめてみなあかんやろっちゅうことで、dublin、doolin、corkという
 三つの街で実際に伝統音楽にふれてきました。なんてことはないビール腹のおっちゃん
 数人でだらだらと演奏するその音楽たちは、驚くほど芳醇で、パワフルかつグルーヴィーでした。

 パブでギネスを煽りながらこんな演奏が毎晩聴けるなんて、
 ここの客人たちはなんて贅沢なんやろう、と。
 
 もともとギリシャの楽器であるbouzouki/ブズーキをアイリッシュ・トラッドに持ち込んだのは
 かの有名なプロデューサー、Donal Lanny氏である。豊かで不思議なその音色を手に入れる
 のは、大変困難をきわめた。
 
 数カ月前、京都市内の某民族楽器専門店で、韓国製ブズーキを購入するも、今ひとつ
 その弾き心地と音色に納得いかず、いろいろ調べてアイリッシュ・ブズーキを探すが、
 現地調達以外は難しいちゅうことやった。

 首都ダブリンは人口110万の大都市。楽器屋も沢山あるやろうから、やっと本場の
 ブズーキと巡り会える、と鷹をくくっていたのだが、置いたあるのは韓国製ばっかし。

 店員さんに訊いても、「さあ?」とか「オーダーメイドでしか手に入らないらしいよ」とか、
 絶望的な返答のみ。
 
 モハーの断崖など、景勝地も近いドゥーランという田舎の村は、まるでドラクエな景色が
 広がる。その小さい村には今も伝統音楽がかなり根付いており、毎晩毎晩地元の
 ミュージシャンが小さなパブで演奏する。ドゥーランの村の西の端に、伝統音楽専門の
 レコード店があり、そこで行なわれたライブが素晴らしかった。フィンガー・ピッキング
 スタイルのギタリストと超絶技巧フィドル・プレイヤーのデュオだが、ゲスト・シンガーと
 して80歳の女性と72歳の男性を交えてのライブだった。
 
 80歳の女性はアカペラでゲール語の歌を歌い出す。全てが透けてみえるような感覚
 は、うた=人間そのものだった。72歳の男性は歯切れのいい演奏をバックに歌い出し、
 周りの空気を一瞬で変えていた。自分のルーツと向かい合うことによって、周りの人たちに
 エネルギーを与えられるなんて、なんてことはないんやろうけど、一番音楽やってて
 幸せな瞬間やと思う。
 
 このお店のオーナーに、アイリッシュ・ブズーキを探している旨を伝えたところ、Ennisという
 街に扱ってる店があるっちゅうことで、翌日バスでエニスへ向かう。かわいらしい民族楽器店で
 試奏したブズーキを即購入。はぁ、来てよかった…。

 余談ですが、アイルランドはシチューがおいしいです。ギネス・ビールもまた然り。
 あと、ぜひとも田舎町をおすすめします。

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 これはもういくしかないと、Doolinに向かった。
 ダブリンの環八M50を通り、国道N7を通って、リムリック、エニスを経由し、Doolinへ。

 途中、何度か吹雪にあった。

 

 ここの天気には本当に驚く。

 晴れていたと思ったら、いきなり、雪や氷が落ちてきて、また、からっと晴れる。

 Doolinに間もなく着くというころ、ダウンバーストをみつけた。

 

 ダウンバーストとは、北から来る冷たい風と、南からの暖かい風の境目で出来る
 下降気流のことで、上空の冷たい空気が一気に、下へ「おっこちる」のである。

 ここに入った飛行機などは急降下する危険がある為、パイロットはダウンバーストを避ける
 ようにしているが、空港などでこれが起きると、墜落事故につながるそうだ。

 よく見ると、そこいらじゅうにダウンバーストがあった。

 

 

 

 

 こんな光景はじめてだ。

 僕も素人であり、テレビで見たうろ覚えの知識をかっこつけてしゃべっているだけなので
 間違いはあるかもしれないが、とにかく、こいつが、すぐに変わる天気の正体であろうことは
 おおかた予想できた。

 ダウンバーストの中はどうなっているんだう。


 実際に入ってみた。


 


 吹雪。


 ちなみに入る直前の後ろ側の映像がこれ。

 

 やっぱり、アイルランドはグランドラインだった。

 七武海が出てきてもおかしくない。
 そういえば昨日、タカの目ミホークがパブで酒を飲んでいるところを見たような・・・。

 途中、モハーの断崖というところを通った。

 

 上から下まで200メートルだそうだ。
 出て来い、海王類。

 この下は、いわゆるあちらの世界。

 

 ダウンストリームと相重なって、まさにこの世とあの世の境目といった風情だった。

 

 モハーの断崖を後にし、夕方4時ごろ、Doolinに辿り着く。

 

 小さいのに活気がある街だ。

 

 常に人が行き交っている。

 石の壁が延々と続いている。

 

 優しい時間が流れている村だと思った。

 
 
 とりあえず、宿をとり、

 

 一通り道に迷い、(迷うような村ではないのだが)

 


 オコーナーズというパブで昼ご飯を食べた。

 

 

 シチューを頼んだら、これがうまかった。
 そして安い。500円ぐらいでパンも付く。

 店内には、演奏家達の写真がたくさん貼ってあった。

 
 
 今日も9時30分からライブがあるという。
 これは楽しみ。

 街のレコードショップへ行った。

 

 店内には、おそらく他では売っていないであろう、CDやレコードの数々、
 そして、伝統楽器の数々が並んでいた。

 そして、店の人がとてもきさくな人(スキップさんて言う)で、何かを聞くと、丁寧に教えてくれる。

 

 いい店だと思った。
 居心地がとても良い。

 楽器屋をうろうろしたあと、近くのセーター屋さんにいった。
 ここアイルランドのセーターは世界的に有名らしく、
 素人の僕がみても、上質であることはすぐにわかった。

 そしてなにより、編物に触れると、
 それを作った人の思いのような、温もりが伝わってきた。

 こういう洋服があるとは知らなかった。
 このセーターは温かいだろうな。
 このセーターを着る人は幸せだろうな。

 大切な人の為に1着買った。
 何をおみやげにしようか、さんざん悩んでいたがずっと決めかねていた。
 このセーターをみたとき、これだと思った。
 買ったとき、なぜか、とても嬉しかった。
 胸が温かくなった。

 宿へ帰り、少し休憩してから、オコーナーズパブへ向かう。
 そこで夕食を頼んだ。

 アイリッシュなんとか、ってやつだったと思うが
 えらいものだった。

 ベーコンとポテトとキャベツなのだが
 ベーコン1枚が、いわゆるステーキの大きさなのである。
 そして、それが3枚。

 じゃがいもの摩り下ろした塊が2つ。
 あと野菜が一杯。

 結局、半分残した。
 こんなもの、毎日、食べているとは恐れ入る。
 体の大きさが違うわけだ。

 隣のアメリカから来たおばちゃんと
 日本では地震があったんだねぇ とか
 東京で雪はふらない とか
 世間話をしていたら、
 やがて、ライブがはじまった。

 

 このライブははっきりいって、すごかった。
 →動画(音あり)
 すごい集中力。

 特に女性フィドラー(バイオリニスト)で物凄い人がいた。
 見ていて本当に気持ちよかった。
 誰も彼女を止めることは出来ないって感じだった。

 音楽が生きてるっていうのはこういうことかと思った。
 そして、僕も何曲か、一緒にギターを弾いた。
 一緒に旅をしてきてくれたギター。

 その場で初めて聞いた曲ばかりだが、
 アイリッシュミュージックはだいたいGコードが多いので
 コツがつかめれば、弾くことは難しくない。

 幸せな時間だった。
 やっと、ここに来れたんだなぁって思った。

 それから深夜1時まで、心行くまでアイリッシュ音楽を楽しんだ。
 自分の中で、凍っていた何かが少しづつ溶け始めていた。


■今日使ったお金

 10 ガソリン
 15 昼食、夕食
 30 宿代
  5 水、軽食
 40 セーター
218 レンタカー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
318 ユーロ 41340円 1ユーロ130円として


■英語の勉強方法 英語劇サークル

 英語に限らず、言葉とは感情表現でもあり、
 情報の伝達に限らない。

 日本の英語教育は、情報の伝達というところしか扱っていないので
 いざ英語を話す時に、あってるかまちがっているかばかり気にしてしまい
 なかなか相手と打ち解けることが出来ない。

 英語を自分の感情とリンクさせること。
 これが英語を話す上で必要不可欠だと感じている。

 それには英語劇という方法が僕の知る限り一番、スムースだ。
 二人以上いれば出来る。

 好きな映画なり、ドラマなりのシナリオを入手し
 やりとりの真似をする。

 特にオーバーなくらい、感情を表現すると面白い。
 そして大勢いればいるほど、これは盛り上がる。

 実はかつて東京に住んでいた時に、ally mcbealを題材に
 英語劇サークルを企画した。
 この時、広告を貼ったら、驚くほど反応があった。

 結局、急遽、引越しをし、その多忙だったので
 企画段階でこの英語劇サークルとまってしまったが、この手の学習会の需要はすごく高い。
 もし興味があったら、公民館などでサークルを主催すると面白いかもしれない。
 著作権を抑えれば、学習会の主催として、お金を稼ぐことも出来るだろう。

 また、公民館や市民サークルの英語学習会などは、安価で結構質の高い勉強会だったりする。
 無料体験をやっているところも多いので、ためしに見に行くのも良いかもしれない。

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