インターネットというものが、普及され始めて、おそらくはまだ10年たっていない。この新しいおもちゃは、面白すぎて、うまく使わないと、そなたの時間のほとんどをとられてしまうぢゃろう。
おず君は、インターネットを使い始めて何年たつかな。
「パソコン通信を始めたのが11歳。
最初はモデムというのがあって、それをニフティサーブというところに
つなげるのに一苦労でした。
1ヶ月かかったんじゃないかな。
ズラーズラーって、流れてくるんです。
それでいざ繋がっても、当時は絵みたいなものはなくて
全部文字で。当時最新のモデムが2400bpsで、
今の単位で言うと0.0024MB。
でも、それだけでも感動もんでした。
遠く離れた人と、掲示板やメールでやりとりが出来るなんて夢のようでした。
今使っている光ファイバーが100Mbだから、
今は当時の4万倍のスピードでやりとりをしている訳ですね。
それでもいずれは、そんなに遅いスピードでやってたの?
といわれる日が来るんだろうな。
インターネットになって使い始めたのが、大体20ぐらい。
いうても、まだ8年ぐらいですね。
インターネット自体は。
画像があって、音楽も聴けて、ゲームも出来る。
買い物も出来て、チャットっていうのも出来て、テレビ電話もできる。
そして、アフィリエイトなんていうのもあって、お金も稼げる。
本当に面白いですよ、インターネットは。
まるで毎日、冒険してるみたい。」
そうか。
これほどまでに面白いものがインターネットぢゃ。
人間は良い悪いにかかわらず、面白いと思うものをしている。
そして面白すぎるものを目の前にした時、
我を忘れ、夢中になってしまう。
おず君、君はインターネットで検索をしている時などに
何を探していたか分からなくなってしまうことはないかな?
「よくあります。
もう、しょっちゅう。
そればっかりと言っていいくらい。
まるで、仕事が先に進みません。」
おそらくそう思っているのは、おず君だけではないぢゃろう。
インターネットには強い力がある。
力の強いものは、うまく使わないと、逆に使われてしまうじゃろう。
自分のしたいことをする為にネットへ来て、したいことを忘れて帰るじゃろう。
「自分を保つ」ということが、インターネットをしていく上では
必要不可欠なのじゃ。
ここでひとつアイデアを出す。
使うか使わないかは、そなたの自由ぢゃ。
使う場合も、アイデアと想像力でもって
自分が使いやすいように加工して使って欲しいぢゃ。
〔インターネットの遊び方・パソコンの使い方〕
0.「きのこの山」程度の空いている菓子箱とポストイットと鉛筆を
パソコンの横、手の届く範囲においておく。
1.これから、パソコン、インターネットを使ってしようとしていることを
3つ、ポストイットに書き、モニターなど一番、目につくところに貼る。
2.終わったら、ポストイットに斜線を入れて、きのこの山に入れる。
3.作業の途中で、突然、「これをしたい」というアイデアが湧いたら
ポストイットに書いて、手帳の「パソコン作業欄」に貼っておき
今、している作業に戻る。
4.3つおわったら、また、手帳から持ってきてもいいし、
新たに書いても良いから、またポストイットを3つ用意する。
※.アイデアはパソコンに向かっていない時に浮かんだものでも良い。
以上ぢゃ。
ポイントは3番で、思いついたら、思い出すきっかけを作っておいて
そのアイデアのことはそこで忘れ、前にしていた作業に戻る、
ということぢゃな。
これが出来ないと、思いつく度に、
思いついたことをすれば前にしていたことが置き去りになる。
前の作業を継続すればアイデアが置き去りになる。
パソコン、特にインターネットをしていると
人間の脳はアイデアが湧きやすい状態になるので、
この部分が区別できていないと、慢性的な脳のフリーズが起きる。
ちょうどテレビにビデオを接続して、
そのテレビの画面をビデオで撮影した状態ぢゃ。
テレビの中にテレビがあって、その中にまたテレビがあって、
それが延々と続く。
音響ではこれをハウリングと呼んでおるのぉ。
プログラムでは、無限ループとも呼ぶ。
パソコンは人間の脳をモデルにしているが故に
上記の状態に似たような状況が起きるわけじゃ。
結果として、いろいろしたけど、何も出来上がっておらず、
出来かけの食べかけのようなものが、たくさん散らかっているという状態になる。
このパターンが続くとやがて自信を失うじゃろう。
そして、自分には何も出来ないと思うじゃろう。
インターネットで仕事が出来る人というのは、こういうアイデア管理と
作業に集中できる環境を作る人がうまい人なのじゃ。
必ずしも技術レベルが高い人ではない。
逆に技術がいくらあっても、仕事が出来ない人は山ほどいる。
また、いちいちやることを紙に書くなんて面倒くさいと思うじゃろう。
遊びなんかも、書くのか、と思うじゃろう。
そういう場合は、1日1時間なり、2時間なり、「遊びの時間」
というのをつくり、その時間は思いついたことを思いついた順に
やりたい放題やるのじゃ。
そうやって、遊びと仕事を分けるのじゃ。
但し、これは万人に対して、有効な手段ではない。
思いつきでずっとやっている方が、うまくいく人もいる。
試してみて、自分がどちらに向いているかを見定めたら良いぢゃ。
前々からやろうとしていることが、未だに完成する気配がない人は
この方法を試してみても損は無いはずぢゃ。
