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■宮古島旅行記3日目 2007年9月21日
この日も朝からダイビングの準備だった。
昨日、ビデオで撮影した海中の動画が
明るすぎて、まるでみるにたえないものだった。
非常に悔しかったので
今日こそは海のなかでちゃんとした
動画を撮ると意気込んだ。
おにぎりをコンビニで購入し
食事をすませ
準備をして宿でまつ。
8:30ごろ、迎えが来て
直接、船に向かう。
天気がよかった。
セッティングをし
船に乗り込む。
向かった場所は昨日行ったところと
近いところだった。
露出の補正の仕方を念入りにチェックし
エントリーする。
明るさはうまくいきはじめたが
今度はピントがあわない。
いつのまにか、フォーカスが
オートではなく、マニュアルになっている。
しかし、どこでフォーカスが
あわせられるのかがわからない!
一難さってまた一難。
どうもうまくいかない。
海は昨日より澄んでおり
もぐった場所は
中ノ島チャネルとよばれる迷路みたいなところだった。
洞窟ではないのだが、
上が空いており、
壁がずっと続くような、面白い地形だ。
ところどころにあった洞窟っぽいところも通り、
上を見上げると光が見えた。
この宮古の海はとにかく地形がダイナミックで
みていて飽きない。
だいぶ、写真も見えるようになってきた。
それがまた嬉しかった。
もぐることそのものも、
大分なれてきたような気がした。
まるで空を飛んでいるかのような感覚。
ダイビングとは水のであれば
上でも下でも好きな方向に行けて、
浮いていることもできる。
不思議な、素敵な感覚だ。
水中動画「中ノ島チャネル」
→ http://www.movie-photos.info/movie/miyako/channel.MP4
http://www.oz8.biz/movie/miyako/channel.MP4 予備
1本目をおえて
船にあがる。
2本目は
船を100メートルぐらい移動させたところだった。
たいして動いていないから
景色も変わらないだろう。
しかし、その疑念は、見事に裏切られることになる。
いつもは船で待っている船長さんが
ダイビング機材を背負う。
昨日の魔王の宮殿に入るときも
そうだった。
この人が入るということは
ただことではない、というサインなのだ。
事前打ち合わせの中で
L字型の穴に入ると聞いた。
真下に10メートルぐらいもぐり
横に移動する。
面白そうと思い、わくわくした。
機材を背負ってエントリー。
みんなてきぱきと動いた。
船長さんが誘導する。
船長さんがする誘導は、実にリズムよく
めりはりがある。
ぐんぐん進む。
洞窟の入り口に来た。
一人づつ入り、
潜行していく。
耳抜きをしながら、
下降していく。
ふとみると入り口が小さくなっていた。
底についてから前進。
光は懐中電灯の光をたよるばかりで
なにもない。
しかし、昨日の魔王の宮殿にもいったので
わりと落ち着いていた。
ふと、光がみえた。
その光は広がり始め
やがてハートの形をした大きなホールが
姿を現した。
水が驚くほど、澄んでいる。
水のなかであることを忘れるぐらいだ。
神秘的だった。
とても感動した。
言葉を失う。
本当に感動したときは、言葉というのは
見当たらなくなる。
水中動画「中ノ島ホール」
→ http://www.movie-photos.info/movie/miyako/hall.MP4
http://www.oz8.biz/movie/miyako/hall.MP4
※ウーウーうなっているのは、耳抜きのときの音。
息ができずに苦しんでいるわけではない。
途中洞窟をぬけるので、真っ暗なシーンが続く。
洞窟をぬけてホールのところが水深30メートルくらい。
水の透明度が抜群によかった。
ホールをぬけて、船に戻った。
港に戻り
食事をとる。
手作りのおにぎりと
煮物がおいしかった。
食事をおえて
しばらく談笑してから
また、海に向かう。
次にエントリーしたのは
ドロップオフと呼ばれる
海の中の断崖絶壁だった。
30メートルぐらい一気に落ち込む。
中世浮力をたもたねばならず
上級者向けのコースだと言われた。
そして、そこには大物と呼ばれる
大きな魚がいるという。
カメラの電池は、
やはりここで既におわりかかっていた。
2本が限界らしい。
予備はもっているのだが
家に忘れてきた。
あるものですますしかない。
忘れ癖は本当に
自分に失望する種だが
どうしてこんななんだと嘆いても状況が変わるわけではない。
もちろん、しょうがないといって
なんの対策も改善もしないようであれば
それはあわれなものだが
でも結果として、忘れたことが良い方向にいくきっかけになることも
多い。
今回は電池を忘れたおかげで、
1本分は撮影することを考えず
純粋にダイビングを楽しむということが
できている。
結果として。
予備の電池があれば
ずっと撮影にかかりきりで
ダイビングそのものを楽しめなかったかもしれない。
撮影は楽しいが、
しかし、それにばかり気をとられていると
我ここにあらずの状態になり、
撮るために動くマシーンのようになってしまう。
それでは、
旅の意味がないし、
体験ということができない。
しかし、写真や動画撮影が全くの無駄であるかといえば
決してそんなこともなく、
こうして、自分の体験を掘り起こし、分かち合う上では
これ以上のものはないだろう。
言葉で言うよりはるかに説得力がある。
崖がダイナミックだった。
ひたすら続く海のがけ。
そして、ろうにんあじと呼ばれる、ナポレオンフィッシュのようなあじが何匹もいた。
大きいとゆっくり、のっしり動く。
水中動画 本ドロップ ろうにんあじ
→ http://www.movie-photos.info/movie/miyako/rounin1.MP4
その動きが迫力があり、地球というものの計り知れなさを垣間見せてくれる。
少し撮影することができたが、その後は
はれて電池もきれて、ダイビングそのものを楽しんだ。
果てのない青。
浮かんでゆれる自分。
船に戻り
港に帰り、
ショップでログ付けをし
宿に戻った。
あとでみたら、
動画がほどよい明るさで撮れていたので
嬉しかった。
宿の人に見せて、
得意になった。
この日は2時ごろまで起きていた。
翌日AM3時に船でこの島を出る人がいて
その人と他愛のない話をした。
泊まっている場所の横にバーがあり、
そこは午後11時以降は、この宿の宿泊者専用だった。
色んな人が集い、
旅の話、普段のこと、いままでのこと
これからのことを分かち合った。
こういう時間は
普段はとれないので、
とても貴重に感じた。
病み上がりなので
本当は夜更かしはよくないのだが
ついつい起きてしまった。
今、これを書いている翌日の朝になって
やはり、夜更かしは体によくないと
きりりと痛む胃をさすりながら、思う。
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