怒り

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アダルトチルドレンの特徴のおそらくは最たるところに

怒り

というのが
ある。

アダルトチルドレンは
怒っている。
怒っているのである。

それも尋常な怒りではない。
どれぐらい尋常ではないかというと
自分でも怖いと感じるくらい
怒っている。
一度、爆発したら
もう自分で押さえられなくなることを
知っている。

だから
怒り始めたとき
必死で
それを
押さえ込もうとする。

または
言葉で
うまく
自分自身を
説得したり
なだめようとしたりする。

理不尽な目にあえばあうほど
あきらかに暴力と分かる暴力を受ければ受けるほど
どうみても狂っているとしかいえない
仕打ちを受ければ受けるほど
怒りを押さえる。
怒りをごまかす。

それぐらい
アダルトチルドレンの
怒りは
すさまじいのである。
自分でも
どうにもならない。

核爆弾と
表現した人がいるが
本当に
そのぐらいの威力があるとすら
思う。

怒りそのものは
ただの感情である。
それは良くもなく悪くもない。
人は怒るのが自然だし
怒る権利を持っている。

しかしアダルトチルドレンは
自分が怒ることを許さない。
怒りそのものに罪悪感を持っている。

しかし、根底では怒っている。
怒りを隠し持っている。
他人はそれは見れば分かる。
分からないと思っているのは
自分だけで
他人は怒りを隠しもっている人が分かる。

怒りは怒りを呼ぶ。

怒りを見ないようにしている程
怒りを爆発させるきっかえを
呼び寄せる。

ということも
アダルトチルドレンは
知っている。

だから、
余計に
自己嫌悪に
落ちる。

怒りは積もり積もって行く。
怒りをもつ自分を恥ずかしいと思う。
自分の怒りに罪悪感をもつ。

アダルトチルドレンは
怒りを
良くないことだ
いけないことだ
だしてはいけないことだと
感じている。

ありのままの
怒りを出すなんてとんでもない。

そんなことをしたら
他人にどう思われるだろう。
馬鹿だと思われるだろう。
白い目で見られるだろう。
無様だろう。
惨めだろう。

そんな目にあうよりは
ここで僕が
怒りを我慢すれば
済むことだ。

こうして
アダルトチルドレンは
サンドバックになる。

相手が怖い。
暴力が怖い。
自分が怖い。
怒りが怖い。

アダルトチルドレンは
暴力を受け入れることを
その人の為と考える。
相手のためだと考える。
相手の為に
サンドバックに
なってあげていると考えている。

しかし
相手には
ただ、びびっていて
いくじがないだけの人と映っている。

怖れが動機であることは確かである。

アダルトチルドレンの怒りは複雑である。
相手と、自分と、怒りそのものへの怒りという
3つの怒りがいりまじっている。

アダルトチルドレンは
怒っている最中も
相手が言う理屈に
同意してしまう。

それが理不尽なものであっても
それが正しいのかもしれない
間違っているのは自分かもしれない

と思い

怒りの矛先を自分に向ける。

アダルトチルドレンは
怒りきる自信がまずない。

そもそも
アダルトチルドレンが
怒りを押さえる
最大の原因は
自分が怒ることを
許されてこなかったからである。

自分が怒ることで
親が育児を投げ出したり
子どものようにいじけたり
逆上にして暴力に任せたりしてきた。

子どもは
ありのままの怒りを
表現することは
許されなかった。

自分には
許されない感情がある
と思い育つと
自分の半分しか
知らない大人になる。

そういう大人は
常に自分のもう半分を
知らないので
怖れる。

自分の知らない
自分を恐れる。

怖れるから
ふたをし、見ないようにする。
でも、時々、どうしようもなく
足が出る。

自分はありのままではいけないと
思う。
ありのままの自分に
ますます罪悪感を募らせる。

怒りは
積もる一方。

そのまま
そのエネルギーが
表出する機会がなければ
やがては
爆発する。

ささいなことで
逆上し
すさまじいまでの暴力となり
気がつけば
相手を
死に至らしめてしまっている。

本人はそこでまた
自分を限りなく
責めるのかもしれない。

しかし
その人は悪くない。
自分を表現する方法を
知らなかっただけなのだから。

ありのままを許されてこなかっただけなのだから。

悪くない。
しかし
責任はある。

自分という人生は
自分が生きる以上は
自分に責任がある。

壊された家は
壊した人を恨むよりも
まずは自分で治すほかない。

対処法その3

昨日の対処法その2は
「感情を解放する」
だった。

簡単に言ってしまったが
これこそは
大変な作業なのである。

たまりたまっているのである。

ここにいくつかの方法を提示する。

1.まず傷に気づく。

 対処法その3ではあるが
 これはそもそもその1の前のステップ。
 そもそも
 アダルトチルドレンは
 はじめに自分の傷を傷として
 認めることが簡単ではない。
 そんなことないんじゃないの?
 と否認してしまいやすい。
 ここが一番きつい。
 自分の幼少の頃の思いでが
 空白の場合がある。
 潜在意識が顕在意識を守ろうとして
 行われる自然で偉大なメカニズムである。

 まず認めるところから始めなくてはいけない。
 責めることが目的ではなく
 自分に対する責任をとることが目的である。

 このステップがなされずに
 この先へいっても
 また、必ず、ここに戻ってこなくてはいけなくなる。


<今日の祈り>
・僕は嫌なものには従わなくていいのです。
・僕には嫌なものを拒否する権利があります。
・僕は腹が立ったら怒って良いのです。
・暴力を振るわれたら、自分を守るために行動しても良いのです。
・僕には許せないものを拒否する権利と責任があります。

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