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■お金と教育
お金と教育は
密接な関係があります。
教育というのは経済に支えられているからです。
教育だけ変えるというのは
できません。
教育にはお金がかかるからです。
私はシュタイナー教育に興味がありますが
この教育が絶対だとは思っていないですし、
全ての学校がこれをすればいいとは思っていません。
ただ、ひとつの学校だけが
楽しい学校になるのも、なんだかなぁというのが
あるわけです。
どうなればいいかというと
多様な教育。
いろんな教育があって
子ども、親が、学校を選べること。
今はどういう状態かというと
学習指導要領というのがあって
それを実践しないのであれば、学校として認めない、
というのがあるわけです。
認めないというのは
補助金を出さないということです。
学校を運営する上で
国から補助金が得られないというのは
結果として、親にすごく負担がかかります。
今でも、いくつかの補助金を受けないで運営している学校がありますが、
慢性的な資金不足なところがほとんどです。
で、ここからは少し
込み入った話になりますが、
かつて
学習指導要領というのは
強制ではありませんでした。
やることがわからなかったら
参考にしてね、という程度だったんです。
それが1950年代に
強制に変わりました。
それも日本だけでなく、
世界中がそうでした。
それは、「現代化」というのが絡んでいます。
現代化とは
科学技術を振興する、という政策です。
科学力がそのまま、経済力、軍事力になる。
そこで科学を中心にした教育をしていく、
という方針を、
まず、経済界が打ち出したわけです。
で、この経済界がもつ方針というのは
ほぼイコール、国の方針となります。
圧力というのがあるわけです。
で、科学力を作るために
教育を「数%の天才を養成するための機関」
という方針を打ち出し
科学力に基づいたカリキュラム、指導要領を
強制とすることにしました。
これらは、実は
教員になるときに学ぶ、
教育課程論という教科書に書いてあります。
こういうことは
かかれないと思っていたのですが
あまりにもそのまま書かれていて驚きました。
ただ、私が目で見て確認したわけではありません。
でも、直感では、かなり、事実に近いという感覚があります。
で、これが今もなお続いている、
というのが、今の公立の教育です。
指導要領が強制である。
これは教員を信頼していない、というのがあるわけです。
どんな能力が低人でも、できる教育、にしてあるわけです。
人を物のように見ている視点が
根底にあるわけです。
教員も子どもも。
お金持ちが悪いとは思いませんが
この方針はどうも好きになれません。
確かに戦争に負けて、
二度と、同じ苦しみを味あわせたくない、
そのために国を強くする
それが結局は、みんなのためなのだ、という視点もあるかもしれません。
しかし、お金と軍事力が国を本当に守れるかといえば、
一概にそうとは言えません。
どんなに強くて豊かでも
隣の国が貧困に瀕していて
核を発射すれば、それがどこで爆発しても
世界中に影響があります。
つながっているからです。
争いは信頼することによってしか
解決しません。
一度、どちらかが勝っても
必ず、リターンというのがあります。
「沈黙の艦隊」という漫画があります。
Silent
Security
System form the
Sea
そこでは、世界の核と軍を
国連に預ける、という考え方が示されています。
侵略があった場合は
国連が、仲介に入る、という考えです。
これをすると
国は隣の国から自分を守るために
毎年増え続ける軍事費の負担が大幅に減ります。
しかし、それには
世界の国々が、国連を信頼することが前提です。
そして、信頼は、
自立、独立してこそ、
実践が可能です。
自立していない者の信頼は、
依存です。
独立せよ。
「沈黙の艦隊」の中で語られる
最後のメッセージはこれでした。
独立。自立。
教育は経済が自立する必要があります。
今、教育は産業になっています。
受験制度があるおかげで
稼げる人が一杯います。
受験制度が悪いといっても
それで生活している人だって
数え切れずいるわけです。
疑問を全くもっていないとは
いえません。
むしろ、多くの人が
仕方なく、しょうがない、
これが現実だから、というのが現状です。
これが依存です。
しょうがない。
この選択をしてきているんです。
それをやめる選択もあるわけです。
新しいことを始める選択もあるわけです。
独立、自立とは
本当にしたいことを
し始めることだと
私は思っています。
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