■メーベありました。
少し前のメルマガで
メーベを作ろうとして、一時保留にしたことがある
と言ったことがあったんですが
その後、とあるサイトの存在をお伝えして頂いたメールが殺到しました。
そのサイトとはこちら
OpenSky
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky.html
おわかりでしょうか。
メーベって、本当にあるんだ!
作っちゃった人がいるんです。
本当に人を乗せて飛びます。
メーベが人を乗せて、飛んでいる動画
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/movie/fly_02web.mov
これはテストですね。
次にあるのが、実際にRCのジェットエンジンで飛んでる動画
ジェットエンジンで無人飛行テストをしている動画
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/movie/moewe1_2test02.mov
無人です。
人を乗せて、ジェットで飛んでる動画というのは未だありません。
しかし、将来的に人を乗せられるものを
作る予定だそうです。
質問と回答がこちらにあります。
メーベについての質問と回答
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky_Q%26A.html
面白いところを引用しますね。
「■飛行時の速度、および最高時速はどれくらいでしょうか
□機体そのものは対気速度で時速200kmくらいまで耐えられますが、
実際は人間がむき出しで乗るので、時速120kmくらいが限界ではないでしょうか。
実際の飛行はパワードハンググライダーと同じような運用をしますので
(エンジンは高度を稼ぐために使い、高度(位置エネルギー)を使って速度を出す)
運用速度は時速50km〜90kmあたりになると思います。
また、失速速度は10m/s(時速36km)を想定しています。
この機体の場合、どちらかというとそこが重要で、
つまり 安全性の面から人間が反応できる程度の速度で離陸・着陸することを
優先して設計しています。 」
かなり本気なことが分かりますね。
更にはこんな回答も。
「■滞空時間はどれくらいになるのでしょうか
□これは、そのときの天気とパイロットの腕によります。
実際のところ、この機体は飛行機と言うよりグライダーとして設計されており、
燃料フル(10リットル程度)でもエンジンを使えるのは10分程度です。
ただ、コンディションが良く、パイロットの腕があれば、
上昇気流を使ってかなりの時間飛んでいることは可能です。
なおこの機体は、高性能な固定翼ハンググライダーと同程度の滑空比を出せるように
設計しています。(L/D 18くらいの予定) ちなみに現在の高性能グライダーであれば
コンディションがよければずっと飛んでいることも可能です。 」
ここなんですよね。
燃料をつめない。
私も自分で設計したとき、このことに気づきました。
燃料を入れるところがすごく小さくなってしまうということ。
それだと、あのアニメのようにずっとジェットで
飛び続けるのは難しいんです。
空気からエネルギーを取り出すなど、
新しい技術が必要だと思います。
「■すごくこれに乗ってみたいんですけど乗るための資格とかあるんですか?
□この機体はハンググライダーとモーターグライダーの性質を併せ持っていますが、
まずはハンググライダーに乗れる技量が必要になってくると思います。
実際、固定翼ハンググライダーと似たような特性を持っています。
当面はエンジンなしの機体でのテストになりますが、
これには原則として八谷が乗りますし、
それ以外の人を乗せるとしても技量をもったテストパイロット以外の人を
乗せる予定はありません。」
ハングライダーと同じ、とのこと。
ハングライダー、実は東京の近くでもレッスンできるのって知っていますか。
つくばのハングライダースクール
http://www.windsports.jp/school/taiken_course/index.html
(おず(岡崎)経由、と言っていただければ、
体験レッスンが500円引きになります)
ここの藤沢さんという方は非常に気さくで
「与える」ことを本当に喜びをもってやっていらっしゃいます。
是非、ハングライダーをやってみたいという方は
こちらで体験レッスンをしてみてください。
「■どのくらいの予算規模なの?
□フェーズ1(模型制作など)で使ったお金は350万円くらいでした。
これは結局八谷の自費でまかなわれました。
その後、フェーズ2以降に関しての予算、約3000万円(3機の制作実費)は、
ペットワークスの研究開発費として拠出しています。
一見高そうですが、航空機の開発予算としては、破格の低予算だと思います。
まあ機体を作るだけなら完全な赤字ですがプロジェクトとしては面白いと思うし、
いちおう映像もとりためていますので、
そのうちドキュメンタリー映画にしようかとか思っています。 」
やっぱりジェットエンジンが1千万円以上するみたいですね。
ジェットエンジンって高いんですよねぇ。
それにしても、面白いです。
なにより、夢があります。
それも夢でおわらさず、本気でやりとげようとしている姿に
とても勇気付けられます。
他にもいろんな面白いものを
本気で作っています。
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/IDCM.html
作っているのは
八谷和彦さんという方。
八谷和彦さんのプロフィール
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/Hachiya_Kazuhiko/profile.html
■編集後記
面白いもの。
というのは非常に魅力的なわけです。
工業というのは
昔、魔法に近い感覚があったと私は思います。
以下の対談を見てみてください。
「現在、日本ではほとんど飛行機が作られることがなくなっています。
ハンググライダーも、パラグライダーも、グライダーも、飛行機も。
それに対し、僕は少々寂しい気持ちを持っています。
四戸さん、どうすれば、もう少し国内で飛行機は作られるようになるのでしょうか?
あるいはもはやそんな必要はないのでしょうか?
四戸 経済効率的側面から、飛行機の自主開発を否定する意見がありますが、
それは、本末転倒な見解です。
作りたいという、根源的な意欲が失われたから、作れなくなったのであって、
効率が先立って作らなくなったのではありません。
現にブラジルやポーランドなど、およそ経済大国ではない国々から、
優れた機体が生まれて、商業的にも成功しています。
日本は悪循環のただ中にいるように思います。
作る意欲を支える環境が消え、次の世代を触発する人材も減り続け、
更に環境は悪化する…。
皆、自分は、いったい何が心地良いのか、わからなくなっている印象です。
志ある人が、ワークショップのようなものを定期的に開き、
目の前で作って見せるのは、効果的だろうと考えています。
気長に見えますが、結局これが近道でしょう。
回り始めれば、一気に火が点くと思いますよ。
飛行機に限った話ではありませんけど。」
対談より引用
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky_dialogue.html
情報商材もまた、「面白いもの」を作っていけたらと思う
今日、このごろです。
